自由 liberty 2004 8 24
お金を何に投資するかは、自由です。
最近は、原油相場で、昔は、不動産相場だったでしょうか。
日本では、一時期、国債相場に投資することが流行していました。
しかし、忘れてはいけないことがあります。
資本主義国においては、株式市場はエンジンなのです。
株式市場が、資本主義国において、エンジンの役割を果たしているのです。
ですから、株式市場に代わって、
国債市場が主役になることは、おかしいのです。
もし、そうなってしまったら、
資本主義国における「市場の失敗」か「政府の失敗」か、どちらかです。
どちらにしても、不自然な姿と言えるでしょう。
こうした不自然な姿は、いつまでも続けられるものではありません。
そうした問題を解決するために、構造改革が出てきたのでしょうが、
今までの構造改革は、本の表紙を変えただけで、本の中身は変わりませんでした。
これから、本格的な構造改革を迫られる時期が来ると思います。
今までの構造改革は、「練習」でした。
これからは、少子高齢化と人口減少社会に対応できる構造改革を推進していく必要があります。
自由には、必ず責任が伴います。
責任のない自由はありません。
責任を取るのが嫌ならば、自由はありません。
誰も責任を取らなかった国、それは共産主義国でした。
そして、共産主義国には、自由がありませんでした。